こんにちわ。最近は暑い日が続いております。
クーラーが欠かせませんね(汗)
さて、トラベルミステリーシリーズの資料が一通り集まったので今回から連続して上げていきます。
今回ご紹介するのは21作目、「上信越ゆけむり殺人ルート」(1992)です。
あらすじ
休暇を取った亀井刑事は、一人長野の野沢温泉へ赴く。
旅先で新潟の着物のファッションショーの途中で野沢を訪れていたモデルクラブの一行に出会う。
帰りにその社長と一緒になった亀井は、一緒に東京へと帰京する。
しかし、野沢温泉で見送ったはずのモデルがいなくなったという連絡が入る。翌朝、出勤した亀井は、そのモデル=松浦ゆかりの遺体発見の報を受ける。
その遺体が野沢温泉で見つかったという事実に疑問を抱く亀井。確かに彼女は十日町方面の列車で旅立つところを社長と共に見送っていたのだ。
長野県警からの要請で動き出す十津川班。果たして事件の真相は。
北陸新幹線の開業で何もかも変わってしまった東京対信州・信越の移動と、西村作品お馴染みのアリバイトリックを用いた作品。
後にリメイクされますが、実はリメイク版の方が時刻表トリックの要素が強くなっていたり…?
それでは劇用車のご紹介です。
モデルクラブの一行を乗せたセドリックタクシー。
帰りは社長のご厚意で亀井刑事も乗せてもらうことになります。
代わって東京で聞き込みを行う亀井と西本の覆面車。
今回メインで使用されたのはY30セドリック。Y31はおろかその後継のY32が当時が主流となりつつある中登場したのはY30。実車は1983年に登場し、放送末期だった西部警察PartⅢで広報車がデビュー。その後後番組の私鉄沿線97分署や大都会25時。特捜最前線の特命車と、様々なドラマの前線で活躍した車両です。
ボディ色は青?ホイールも普通の物のようです。
一方、こちらはこのシーンにしか登場しなかった長野県警の覆面車。
正直なところ画質も低いしパッとではわからない…(R30?)
8/19追記、コメントより、長野県警の覆面パトカーは2代目SV20系ビスタセダンだと教えていただきました。ありがとうございます!
さて、亀井と共にした社長が行方不明となり、十津川たちは彼の行方を追います。
しかし…
社長は無残な愛車と共に海から発見されます。
沈められたのはクライスラー・レバロン・フィフスアベニュー。
聞き慣れない名前ですが、オランダクライスラー社のコンパクトカーです。
つり上げの際にドアが真ん中から曲がっているように見えるので4ドア車でしょう。
取り囲むパトカーたち。Y30セドリックバンの姿も見えますね。白パト2台もセドリックか?
8/19 コメントより、クライスラーが海から引き上げられた時のパトカーは1台目(右)はY31セドリックセダンのオリジナル(タクシーモデル)もう1台(左)はX70系のクレスタ後期(グレードはスーパーデラックスかスーパーカスタムのフェンダーミラー車)との事でした。まさかこんなところでタクシー落ちのパトカーを見るとは…
教えて頂きありがとうございました。
とそこへ十津川たちの覆面車が到着。手前にいたパトカーはY30。そして、覆面車には新たにY31が追加。この後の作品にもナンバーは異なりますがこのコンビが登場します。
と、後半は目立った新車種などもないのでここまでです。