2時間ドラマの車をまとめるブログ

1980〜2000年代2時間ドラマ(主に火サス、土ワイ)に登場する劇用車(破壊・非破壊問わず)を特定してまとめているブログです。車知識が偏ってる為間違ってたら指摘ください。

劇用車から見るテレビドラマ㉓「混浴露天風呂連続殺人事件21〜26」

ご無沙汰しております。

遂にこのシリーズからのご紹介もラストとなりました。

混浴露天風呂連続殺人事件シリーズ、21〜26回の劇用車を紹介していきます。

浅草分室から原宿分室へ戻った左近山口コンビ。浅草から倉本警部補も一緒に移ってきます。

新たに山口警部が未亡人だったこと、その娘として、保険調査員をしている詩織がいるということが判明。新たなレギュラーとして加わります。果たして物語はどう終着へ向かうのか。

なおこの辺りから、同じテレパック制作のTBS版十津川の一部BGMを使うようになっています。

早速見ていきましょう。

第21作(01)

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通報を受け、現場に臨場する3人。

パトカーも21世紀になりサイレンが現行のブーメラン型になりました。

そして何気に久々の登場となる原宿分室の覆面車はお馴染みクラウン。

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被害者の女性の車を調べる左近と倉本。

途中で詩織が入ってきます。

車種は日産プリメーラ。当時普及しつつあったカーナビを搭載しており、このカーナビの履歴から、2人は茨城へと向かいます。

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今回のメイン車はプジョー406ブレーク右ハンドル仕様。東京から直接持ってきた設定ですが、とナンバーなので原宿分室の保有車なんでしょうか?

プジョー406は1995年に登場したフランスプジョー社のミドルクラスの乗用車。日本には1996年に先にセダンが輸入され、ブレークは1年後の1997年に輸入が開始されました。

セダンは映画「Taxi」シリーズでのメイン車として、ド派手なカーアクションで活躍しました。

ブレークとはシューティングブレークの略で、スポーツクーペの要素を持つ流線型のステーションワゴンのことを指します。

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途中、2人は軽トラの中で死体を見つけます。

軽トラは9代目DC51T型スズキ・キャリィ。

キャリィの名前は1961年にデビューし、以降11代に渡って現在まで販売されており、スズキの新車としては最古の商標を誇ります。

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遂にパトカーにもコンフォートが登場です。 

捜査を茨城県警に任せた2人は白河へ。

すると追っていた容疑者を発見。

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一方その頃、山口警部はひょんなことからついてきた詩織と共に容疑者の連れを追います。

車は3代目トヨタN180系ハイラックスサーフ

トヨタピックアップトラックのブランドであるハイラックスとその後継であるタコマを基にした大型SUVです。

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男の車は130系クラウン。ロングセラーを誇った130系ですが、99年にモデルチェンジしました。それでも、まだまだ出てきますね。

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追う詩織の車はプジョー206

後のシーンでは倉本警部補もハンドルを握ります。劇中見る限りはバケットシート仕様の様です。

206は1998年にデビューしたハッチバック型の小型車で、日本ではおしゃれなイメージながら手頃な価格から大ヒットし、後継がデビューしながらも2012年まで製造されました。

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シーンは進み那須で第3の殺人が起きたシーン。左近警部がいつものように単身東京に戻り再調査に向かうシーンで、栃木県警のクラウンパトのリアエンブレムが写ります。

次は22作(02) この回からタイトルが元に戻りました。

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とうとう分室の覆面車もカローラになってしまいました。9代目NZE121カローラは2000年にモデルチェンジした現行車です。

土曜ワイドでは度々劇用車として使用されています。

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先に現地にいた山口警部の手配したレンタカー。エスティマ。久々の国産車です。

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今回の主要人物が運転するベンツ

テールだけですがW124メルセデスベンツ300E4ドアと言ったところでしょうか。
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長崎県警のパトカー。まだまだY31が現役ですね。

中合流した詩織の車で親子水入らずを楽しむ山口親子。

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しかし第四の死体を見つけてしまいます。

後ろ姿ですが150系クラウンかな?

後が気になるところですが車はここまで。

続いて23作(03)この回から室長は何かしらの用事で席を外すようになります。

最初こそ分室長代理で張り切っていた左近警部ですが、だんだん嫌気が刺して結局いつもの方へ…

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第一の事件発生時、今回警視庁側はこの130系クラウン白パト1台のみしか出ませんでした。

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栃木の被害者の妻の元へ赴いた2人。しかし予定があるからと邪険に追い返されてしまいます。その妻の愛車はBMW3シリーズ316tiか318tiのどちらかですね。

事件捜査の合間に鬼怒川で遊びほうけてる間、山口警部は東京で被害者の愛人を張り込みます。

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電話で呼び出された愛人は愛車で繰り出します。フォルクワーゲン・ゴルフⅣ 1J5ドアハッチバック。この車もよく見かけますね。

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それを追う山口警部はタクシーを呼びます。

途中で何故か加わった詩織と共にタクシーは浦和ICから東北自動車道へ…

車種はお馴染みのクルータクシー。

注目すべきなのはそのナンバー。実はこのナンバー、同じ土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌」シリーズのメイン車、大同交通1646号車のS130クラウン→コンフォートのナンバーと同一なのです。

同じ土曜ワイドとはいえこんなことがあったんですね。 

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一方、栃木で捜査する2人のレンタカーはBMW735i

ずーっとワゴンが続いてたので久々ですね。

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2人の車で追われる車。P10プリメーラセダンですかね。

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レンタカーはもう1台。

今回は東京ではなく宇都宮へ行った左近警部が戻る際に借りてきたレンタカー。パジェロミニですね。

続いて第24回(04) 何故か左近警部のみに極秘で伝えられた誘拐。道中明智扱いされる左近(中の人はかつては金田一なのに…)、迫るコンビ解消の危機…!?どことなくいつもよりコミカルな感じのする回。果たしてどうなるか。

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今回のメインレンタカーは2度目のエスティマ。ナンバー別の同個体でしょうか…?

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左近警部が見つめるSUV。U10系ハリアー

この車もよく見かけますね。

運転していたのは清水紘治氏。あぶ刑事で木ノ実氏と共演してましたねぇ。十津川17作とはまた違ったキャラで左近達と対決します。
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道中、成り行きで付いてきた山口警部の同級生の車。初代キャデラックCTSクーペ・コンバーチブル。「大き過ぎる」と言われたキャデラックのイメージから、それまでよりコンパクトでスポーティなモデルとして登場しました。

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身代金の受け渡し場所を見張る2人。

しかし身代金は清掃ボランティアに紛れ込んだ犯人のH100系ハイエースによって持ち去られてしまいます。

車はここまで。

続いて25作目(06) シリーズ最多出演を誇る乳頭温泉。過去の映像や、懐かしのキャラクターが多数登場。ラストでは左近が遂に…?

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今回のメイン車はトヨタアイシス前期

日本国内専用車としてアシンメトリーボディのミニバンとして登場しました。

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今回は旅行者が何組も出る為レンタカーも多数

こちらは2人をつけていた車。2代目トヨタヴィッツ。2005年にモデルチェンジしたばかりで、コンパクトカーの限界の大きさに挑戦したボディが特徴的です。怪しげな様子でしたが実はその正体は…?

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秋田に降り立った2人と出会ったカップルが借りていたレンタカー。側面だけですが初代マークXでしょうか。

マークⅡの後継としてデビューしたミドルサイズセダン。以降モデルチェンジを経て2019年まで製造、2020年まで販売されました。
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途中で出会った若いカップルのレンタカー。

2度目の登場9代目NZE121カローラです。

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今回の秋田県警のパトカー。

9代目B15型日産サニー、たまに出てくる劇用パトカーでしょうか。

覆面車はディアマンテ。しかし顔が写ったのはこのシーンのみ。

なおこれ以外にクルータクシーに左近警部が乗って臨場するシーンがありました。

そして最終回(07) この回になるとエンブレム隠しをやり始めます。遂に2人が…?

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今回のメイン車は後半に入ってから登場。

前回とナンバーまで同じアイシスですがエンブレム隠しが入っています。

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冒頭、修善寺駅前で出会った山口警部のかつての友人の車。初代マークXですがこちらもXロゴが…。

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かつての回想シーン。ボルボV70とボンティアックファイアーバードトランザム

バブル期だそうですがV70のデビューは90年代。流石に違うか…?

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静岡県警のパトカー。エンブレム隠しが入ってますがクラウンですね。

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詩織の婚約相手が乗る車。2代目R50型テラノ。

なぜか覆面車にもなっていたSUVです。

今回はここまで。

カークラッシュの少ない作品でしたが、マツダ車固定からクラウン、5チャンネル時代の黒歴史マツダ、晩年は外車にファミリカーと。

実に多種多様な劇用車を見ることができた作品でした。

劇用車から見るテレビドラマ㉒「混浴露天風呂連続殺人事件15〜20」

いつの間にか年が開けてしまいました…。本年もよろしくお願い致します。

今回も混浴露天風呂連続殺人事件シリーズの劇用車を紹介していきます。

まず15作目ですが、今回において、シリーズは転換点を迎えます。

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なんと、左近山口コンビが原宿分室から浅草分室へと異動。これによって新キャラクターとして2人の部下ポジションである火野正平氏演じる倉本一平警部補と、片桐はいり氏演じる大沢室長が登場。新たな展開を迎える今シリーズ。どうなるのでしょうか。

それでは15作目(1995)から

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今回のメイン車はマツダ ユーノス800。原宿分室時代にはなかった専用の覆面車です。

当時の平成不況もあってか出張費をとにかく抑えたい大沢室長の判断で、今作ではこの車を使い倒すことになります。

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恐らくですがこの個体は前作(14回)で使用された物と同一個体と思われます。今回は一気にメイン級の扱いですね。

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途中で左近達が出会う赤い車。

トヨタSW20。MR2の名前でも知られるミッドシップカー。頭文字Dにも出てましたね。

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途中で登場したレンタカー

AE95G型2代目トヨタスプリンターカリブAV-Ⅱ

乗用車ベースの4WD。かつSUVに近いスタイリングとパッケージで登場した車種。

ドラマ放映前の95年8月にモデルチェンジしました。

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レンタカーはもう一台。4代目G200系ダイハツシャレード前期。バブル期設計の為に装備品やメカニズムはしっかりしていたものの、スタイルやキャラクター的には地味で中途半端な印象になってしまったモデル。それもそのはずで、元々シャレードの本質として展開していた1リッターエンジン/ディーゼルエンジンを廃止してしまった為、少々名ばかりになってしまったのでした…。

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途中、容疑者の乗ったセドリックタクシーを追う為、山口警部が宿の車を借りるシーンも。

追われる車が日産車なら追う車も日産車。

日産バレットセレナ前期。現在も続く日産のフラッグシップモデル。セレナの最初のモデルになります。元々バネットコーチのフルモデルチェンジとして登場した為にバネットの名前を継ぎましたが、94年のマイナーチェンジ時にセレナ単独の冠名になり現在まで使われる愛称に。

その後の活躍は皆様ご存知の通り。

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一方、いつものように一旦浅草へ戻った左近警部。今回は分室の車を使用して捜査にあたります。

今回の覆面車は2代目T180トヨタカリーナED

JAFマーク(?)付きですね。

カリーナのハードトップという立ち位置。ハイソカー(高級乗用車)ブームの波に乗って絶大的な人気を誇りましたが、この2代目の頃からハードトップが敬遠され始め、結果この次の3代目をもってカリーナEDの名は消えるのでした。

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そして再び那須へ。セドリックタクシーですね。

続いて第16作(1996)ここから、土曜ワイドにEDテーマが付けられるようになります。

浅草で起きた強盗事件の被害絵画が贋作である可能性が浮上し、本物の鑑定の為左近山口コンビは長野へ

 

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珍しい?グロリアタクシーですね。セドリックと違い、こちらは中々お目にかかれません。

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今回の主力レンタカーはローバー100シリーズ。1980年にイギリスのオースチン社が「オースチン・メトロ」の名でミニのクラスを補う目的の車として登場。その後様々なブランドが扱う中、最終的にローバーのみが引き継ぎ、90年にモデルチェンジし「ローバー・メトロ」に。

この時日本はミニの上級モデルとして輸入していましたが、さほど人気は得れなかった模様。

その後94年秋のモデルチェンジの際に、日本など海外販売時に使用されていた「100シリーズ」が正式名称となります。

エンジンによってグレード名称が異なりますが一瞬な為見極めは難しいところ…1.4Lガソリンエンジンの114かな…?

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長野の2人を追う怪しげな車。車はこの1シーンのみですが運転手は何度も登場します。

7代目トヨタE100カローラ。91〜02年まで展開された息の長いモデルですが、セダンに関しては95年に8代目E110系にモデルチェンジしているので前モデルです。バブル期設計とあってかかなり完成度の高いモデルなのが特徴的。

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今回の警察車両は間近で見えるのはこれだけ

1枚目のシーンはほぼガードレールな中唯一見切れた所から抜粋。初代三菱ディアマンテでしょうか。実際パトカーとしても多数投入されました。一方で2枚目は山口警部と倉本刑事が遭遇したひき逃げ事故現場のシーン。

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この事故現場には覆面車も見えます

ただパトカー越しなので見にくい…

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その轢き逃げの回想シーン。

使われたのはなんと2代目FY32型シーマ前期

ご存知セドグロの上位互換、初代はシーマ現象と呼ばれるほど売れに売れた車両。女優の伊藤かずえ氏の愛車としても有名です。

その流れで91年にモデルチェンジしたのがこのFY32ですが、この頃になるとバブル崩壊による景気後退が重なり、上級セダンの需要低下で販売数が減少していきました…。2010年にその名は消えますが、その名は偉大だった為、2012年にシーマやセドグロの後継車種として登場していたフーガのハイブリット専用車としてY51シーマという形で名前が復活したほど。

轢き逃げではありますが、実際にスタントはしていません。車自体ナンバーがレンタカーですからねぇ…。

続いては17作目(1997)…といきたいのですが、BSの再放送は17作目が欠番扱い。その為いずれ紹介することにして、先に18作(1998)へ

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この回はいきなり度肝を抜かれました。

冒頭登場した浅草分室の覆面車。なんと初代クライスラーネオンセダン。まさかのアメ車パトカーです。しかもこの車種、当時北米市場の主力だった韓国製や日本製小型車に対抗すべく開発された車で日本では「日本車キラー」と呼ばれていました。しかしその実態は、日本車以上の徹底的なコストダウン。これによる安値を実現しましたが、日本車相応の設備を付けると小型車はおろか当時のセダンレベルのお値段になり本末転倒。結果的に大失敗に終わるのでした。

そんなネオンは96年からセダン右ハンドル仕様が販売開始。それにしてもこの個体、何処かで見たような気がするんですが…。

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現場に臨場するネオンセダン

既にパトカーが現着済。セドっぽいですが肉眼で見るとグロリアかも…?

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現場は自動車修理工場とあって、車が何台か止まっています。

1枚目の左はオデッセイ?右側は後にも出てくるので省略。2枚目にあるのはスバルR-2

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今回のメインレンタカーは3代目クライスラーボイジャー。当時の現行型です。

まさかのスライドドアのファミリーカーが登場です。劇中ではスライドドアに苦労してたり、スライドドアを開けて身を乗り出すシーンも。

この車種はクライスラーの一部門であるダッジが製造販売を行なっており、そちらでの名称は「ダッジ・キャラバン」。しかし日本輸入時に日産キャラバンと名称が被るためにボイジャーの名前になりました。それにしても今回はクライスラーがメインなんですかね?

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16作目の様に山口警部が宿の車で重要人物を乗せたタクシーを追いかけるシーン。

遂にこのシリーズにもコンフォートが初登場。

宿の車は100系ハイエースです。

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また途中では容疑者一味がクルータクシーに乗るシーンも。こちらも初登場だったかな?

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捜査を進める内、左近警部は東京で発生したスーパー現金輸送車襲撃事件にぶつかります。

犯人は現金輸送車を盗難車で襲撃、その後別の車に現金を隠し、冒頭の自動車修理工場に隠したのです。

最初の盗難車として登場したのはE100系カローラ。ナンバーやカラーからして前作の個体をそのまま使ったのでしょう。

そして乗り換えたのはサーブ900ターボ。冒頭でもチラッと登場していました。

初代は80年代に日本でブームとなり、現代でも映画「ドライブ・マイ・カー」にも登場し、メイン車として大活躍しました。

900シリーズは90年代に2代目にモデルチェンジしていますが、初代からは一転現代風なデザインとなりあまり評判は良くなかったとか。

こちらは恐らく当時現行の2代目ですね

続いて19作目(1999)

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冒頭事件現場に駆け付ける覆面車

X100系クレスタです。奥にいるのはR31?

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今回のレンタカーはトヨタハイエースレジアスウインドツアラー。久々に国産車です。

1995年にハイエースをモデルにグランピアのナローボディモデルとして登場したグランピアの姉妹車。標準グレードの他にスポーティモデルとして設定されたウインドツアラーは、メッシュグリルやエアロパーツ、内装に至るまで差別化されていました。

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尚このレジアス、途中で犯人によってパンクさせられてしまいます。

替えのタイヤに交換したことで事なきを得ましたが正直セダン車の登場を少し期待しましたね…

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途中出てきた怪しげな車その1

7代目X90系トヨタマークⅡ。近所に1台おりよく見かけますね。

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怪しげな車その2

こちらは9代目T170型コロナバン。コロナ最後のバンタイプになります。f:id:TeraTore:20240118210652j:image

県警のパトカー。こちらは先代のx80系マークⅡ.

実際の警ら課パトカーとしても多数使用されました。
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一方こちらは別の事件での出動シーンですが、これが精いっぱい…

前の車は特徴的なテールからR31スカイラインだとわかりますが後ろの覆面車はちょっと厳しいですね…。
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一旦東京に戻って再度信州入りした左近警部を乗せたアルピコタクシー。お馴染みコンフォートですね。

続いて20作目(2000)。この話の冒頭では不況による合理化の波に分室も飲まれ、なんと浅草分室が閉鎖されることに!

バラバラになってしまう3人は、有給休暇を用いてそれぞれの行きたい所へ赴きますが…。

パラパラアレンジのミッキーマウスマーチが度々挿入歌として登場。左近倉本コンビがパラパラの教えを受けるシーンもある浅草最終作。

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序盤、盛岡駅前から母親に声をかけてデートに繰り出す若者。

初代ユーノス・ロードスター。今もなお人気の車種の一つですね。
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今回は閉鎖を機にそれぞれが有給休暇でやりたいことをしようと決めた3人。

左近警部はゴルフに繰り出すため、前作に引き続きハイエースレジウスウインドツアラーをレンタル。この青いラインの入ったデザインこそ、ウインドツアラーの象徴だったりします。

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一方、左近の泊まるホテルにやってきたのは、温泉好きを活かしてマダムの運転手を買って出た倉本警部補。トヨタのロゴとチェイサーのエンブレムが見えていますが、当時現行にして最終モデルとなったX100系になります。
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その夜、このホテルに1台の車が着きます。

11代目T210型コロナプレミオ。

コロナ最後のフルモデルチェンジにして、プレミオのサブネームを持ちました。

このプレミオの名はコロナの後継車種の名前として引き継がれることとなります。
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ホテルの車で送ってもらった山口警部。よく見ると左側にいるのは先ほどのコロナプレミオ?となると後期型ですね。当時の現行モデルです。

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なおこのプレミオ、後で警察車両としても出てくるんですよね。同個体…?

このコロナプレミオの運転手として登場したのは加納竜氏。印象は変わってしまいましたが、かつては西部警察のリューとして鳴らしたお方。
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今回のお色気要員…もとい温泉ギャルズの足はこれ。

130系クラウンセダン…だとは思うんですがちょっと不可解な点が。

この個体、エンブレムがありませんしグリル内にスピーカーのようなものが見えます。 

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道中、怪しげな電話をしていた車の運転手。

初代RF1型ステップワゴン。現在もお馴染みのホンダのフラッグシップモデルです。
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2人の乗る車を追い越していくパトカー。

色々調べましたが後ろの文字が難しく…

カリーナかコロナ辺りでしょうか。
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終盤、駐車車両として出てきた7代目T210型カリーナ。カリーナの最終モデルです。

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そしてその駐車場から飛び出したのは初代E110N型カローラスパーシオ前期。前年にマイナーチェンジされたばかりのミニバン型カローラです。

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ラストシーンの回想で登場したアウディ

これだけで判断は難しいですがクワトロ?

今回はここまで。このシリーズからのご紹介も後1回を残すのみとなりました。

次回は早めに上げますのでしばらくお待ち下さい。

劇用車から見るテレビドラマ㉑「混浴露天風呂連続殺人事件11〜14」

こんにちわ。

今回も混浴露天風呂連続殺人事件シリーズの劇用車をご紹介していきます。

今回は11〜14作目、今回の劇用車はかなり濃いです。早速見ていきましょう。

まず11作目(1992)。この回は伊豆大島近辺の諸島が舞台だった為、島内の移動手段に二輪車を使うほど、車の登場が少な目です。

しかし、その分メンツは中々に濃い印象が…

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一行を乗せたカローラが、宿泊先の別荘に入ります。登場シーンはここだけ。f:id:TeraTore:20231217213211j:image

今作のクラウンはここ。すぐに別の島に移る為登場シーンはさほど多くありません。

今回は島から島へ飛ぶ為、島毎に車も変わります。

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次の島でのシーン。

前はジャンボタクシー。エスティマは登場して間もないので流石にハイエース?奥のタクシーはマークⅡ辺りでしょうか。

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別荘から消えた人を探すシーン。

自転車や原付も使われる中ここのゲスト組だけは車でした。恐らく愛車かな?

Aの文字が見えることから2代目スズキアルトでしょう。アルトってこの頃からいたんですね。

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遺体発見現場にやって来たのは消防車…?

島だからか救急車ではなく消防団保有の消防車が登場です。初代F22日産アトラス100/150ですね。場所によっては現在も保有しているところがあるとか…?

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途中島の観光をする左近山口コンビ

タクシーですがここだけなのでよく分かりません。上に付いてるのは島内サイクリング用の自転車置き?

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途中表の駐車場に出てくる山口警部補

ここである物を見つけることによって、事件の真相が明らかになり始めます。

手前に見えるのは8代目T150系コロナ後期。

ヨーロッパ車のようなデザインが特徴的です。

奥は分かりにくいですが序盤に出てたカローラ?(まさかとは思いますが)

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一旦本土(今回は島なので)に戻った左近警部が再び島に戻るシーン。

Y30セド/グロセダンスタンダードです。Y30の一部も丸目だったんですね。

ここからだとセドがグロか分からん…。

因みに舞台の大島は東京都なのでタクシーナンバーも品川ナンバーです。ちょっと不思議ですね。

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ラストシーン。GX81マークⅡ覆面とY50サファリ。島らしくサファリがいます。ガチもんなのか劇用車なのか…。

続いて12作目(1993)。左近山口コンビは誘拐の捜査の為、一路新潟へ飛びます。

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上越新幹線で新潟入りした後、レンタカーを借りた2人は村上市内へ。

今回のレンタカーはマツダアンフィニMS-8MB型。久々のマツダ車になります。

アンフィニというのはマツダの高性能上位モデルでの採用に始まり、1991年にはそれまでの「マツダオート」店を改称し、マツダながら独立したブランドとして販売が行われました。

アンフィニの販売車は、マツダブランドからのモデルチェンジ車(RX-7などが該当)かMS(英語で大いなる思いを表すMegalo Spiritsの頭文字)+数字を組み合わせた独自車種の2パターンがあり、今回のMS-8は後者に当たります。

1992年にマツダブランドのペルソナの後継車種として登場。ペルソナのコンセプトでもある「インテリアイズム」を継承しました。
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新潟県警のパトカー。フォグランプ付のY31…?
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チラッと登場した覆面車。

マークⅡの文字が一瞬ですが読み取れます。

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今回の犯人車。マツダMS-6GEです。

アンフィニモデルの先陣を切った車両。ボディ一体型のリアウイングスポイラーは、ドイツを中心に欧米諸国から人気を博したとか。

一方で日本では中々売れず、カペラが復活した94年に日本では早々に販売を終了しています。

因みにこいつ、かつてはS13シルビア共々警察車両としては重宝していたそうな。

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毎度の如く、左近警部は捜査の為一旦帰京。

福島から別のレンタカーを借りて合流します。

今度の車種は7代目マツダファミリアセダン後期(フロントグリルが狭くなってる為)

小型車としてのイメージが強いファミリアですが、5代目から4ドアセダンの取扱を開始。

この7代目はハッチバック、セダン、アスティナと展開したブランド全てでデザインを変えており、このセダンはベンツ190Eの影響を受けたボディフォルムとなっています。

 

続いて13作目(1994)遂に念願のあの車種が登場します。

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まずは珍しい?警視庁原宿西署の車両達から。

最初に登場したのはR31スカイラインパト。3枚目で2人が現場を離れる瞬間に全体が顔見せします。そして現場に入って来たのは5代目カペラセダン?後ろ姿のみなので断言は難しいですか…今作の2人は珍しくこの覆面車で現場入りしています。

そして3枚目の奥にいるのはパジェロ。この辺は実際の警察車両でも見られるメンツですね。
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捜査で長野へ飛んだ2人、山口警部補は車を気にする男性に出会います。

今回のクラウンはここで登場。お馴染みのS130型。エンブレムが長めなのでスーパーサルーンエクストラ?

どうやら途中で事故にあったようですが…。
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事故の回想シーン。ガチでぶつけてはいないものの、擦り傷はちゃんと表現されています。

S130も87年デビューですから当時でも7年落ち。軽いスタントにも使われるのはまぁ違和感ないかなと(というかこのシリーズの登場車大体型落ち車なんですよね…)
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そんな擦り傷を付けられたのは今回の犯人車。

初代フォードプローブ後期です。

1988年に当時提携を結んでいたマツダとの共同開発で登場したクーペで、カペラC2をモデルにエンジン部分をマツダが、それ以外のエクステリア面をフォードが担当。

日本では正規輸入モデルとして左ハンドルのまま販売されました。
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そして今回の刑事側のレンタカーはマツダランティス前期。

1993年にデビューした車種で当時の現行型ですが、独特過ぎたデザインやサスペンションセッティングがファミリー層に受けなかったことや、マツダの経営不振の煽りを受け97年に販売終了。ただし海外向けの生産は継続されました(今回こんなのばっか…)

使用されたのは4ドアクーペという名の5ドアハッチバック、純正オプションの電動サンルーフ付です。
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長野県警のパトカー。R31スカイラインです。

この緊急走行の映像、実は2回使い回してます(画像は1回目)
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社員の給料を運ぶ北辰建設の現金輸送車。

H100ハイエースワゴン4WDです。途中で盗難車のトラックによる襲撃を受けますがこちらもハイエーストラック?
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後で発見された時に写ったその内部ですが、現金輸送車と言うにはかなり豪華では…?
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その襲撃現場にやって来た覆面車。

こちらはMS-6後期。走行シーンなどはありませんがマツダ提供が徹底しています。
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警察署に止まる2台のパトカー。

本物ですかね?スカイライン並び?
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そして今話の終盤の鍵にしてようやくの登場。

Y31セドリック4ドアHTです。

冒頭、轢き逃げ事件の加害車として登場。回想シーンでしか姿を見せませんが終盤に実車が登場。被害者がぶつかった為、左ヘッドライトが割れています。この車の登場によって、事件の真相を明らかにすることになります。

このスタントだけは別の方がブログで紹介されており、ナンバーからブロアムvipターボとも判明しています。ベイシティ刑事の赤い奴と同じですね。

4枚目で写るコーナーポール。純正オプションの一つですがなんか調べた所初代FY31シーマと同じらしい?(セドグロ用は別である)んですがどうなんでしょうかね。

続いて14作目(1994) 今回はこの回までです。

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冒頭、埠頭で佇む1台のセダン。2人の男が落ち合うが、助手席の男が運転席の男にナイフを向ける。運転席の男は逃げる間もなく刺し殺される…。

暗いですが、後ろのセドリックのエンブレムが読み取れますね。

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グレードは…ブロアム?にしてはちょっと長いような気もしますが。

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冒頭の殺人現場へ急行するパトカー。

R30&R31。新旧スカイラインの共演です。

そして今回2人を連れてきた覆面車はマツダユーノス800。マツダ5チャンネル化によって誕生した新ブランド、ユーノスのフラッグシップモデルとして93年に誕生。つまりバリバリの現行型。V6の前輪駆動中型セダンで、量産車初のミラーサイクルエンジンを始めとする豪華装備が搭載されました。

97年にユーノスブランドが廃止されるとミレーニアに改称。当初のコンセプト「十年基準」の如く、登場から10年後の2003年に生産終了し、以降高級セダンの後継開発は行われなかったことから、結果的にマツダ最後の最上級セダン車という扱いになっています。

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木ノ実氏とセドリックのアップ。

東京日産モーターのOKマークが見えますね。

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今回のレンタカーもマツダランティス前期。恐らく前回の個体から、ナンバーを変えた物だと思われます。

前回はほとんどフロントが写りませんでしたが、今回は全編に渡って大活躍。中盤にはバイクとのカーチェイスシーンも存在します(クレジットに高橋レーシングの名前もありました)

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その出動シーンなんですが、明らかにトランクが浮いています。鍵閉め忘れた?

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ラストは秋田県警のパトカー。

2枚目はラストシーンに登場した個体ですが何処にサイレン付いてんの…

後ここには入れてませんが、ホテルの駐車場にA31セフィーロが写るシーンがあります。

今回はここまで。推測ですが、後半に登場したマツダ車は、広報車を使っている可能性があるんですよね。何分パンフレットの個体とかと塗装が似通ってるので…。

さて、来年分の放送がいつになるかわかりませんが、シリーズも折り返し。

次回からは大きく展開が変わってきます。

劇用車から見るテレビドラマ⑳「混浴露天風呂連続殺人事件6〜10」

こんにちは

今回も前回に引き続き「混浴露天風呂連続殺人事件」シリーズから登場車をご紹介していきます。

今回は6〜10作目。この頃になるとマツダがスポンサーから外れた為、様々なメーカーの車両が顔を揃えることになります。私としても、いよいよここからが本番と言った所ですが、実際調べてみると早くもあのメーカーばかりに…?

それでは車種紹介。

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劇用車から見るテレビドラマ⑲「混浴露天風呂連続殺人事件1〜5」

ご無沙汰しております。今回から新シリーズ!

土曜ワイド劇場の名物シリーズの一つだった「混浴露天風呂連続殺人事件」シリーズの登場車をご紹介致します。

色々あって地上波再放送(というか土曜ワイドの再放送は今BSのみか…)ではお目にかかれないシリーズですが、なんと先月よりBS松竹東急でシリーズの一挙放送が始まりました。古いシリーズの登場車が見たかった私としてはこれはありがたい。

さて、この作品のメインはあくまで露天風呂と旅先の風景。車の登場も作品により4〜5台出たら良い方と言うほどさほど多くはありません。

ですので今回のシリーズでは5作品毎に区切って、登場車を紹介していきます。

それではまずはシリーズの簡単な紹介を…。

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劇用車から見るテレビドラマ⑱「西村京太郎トラベルミステリー33」

こんにちわ。今回も前回に引き続き、「西村京太郎トラベルミステリー33 秋田新幹線こまち殺人事件」(1999)からご紹介します。

この回をもって、大映版時代から20年、延べ34作に渡って十津川警部を演じてきた三橋達也氏が勇退。氏は5年後の2004年5/15に急性心筋梗塞のため80歳で亡くなっています。そんな回とあってか最後だからこそ見せた意外な場面が出たのがこの回。因みに後に高橋英樹版でもこの回はリメイクされました。以下ネタバレ注意

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劇用車から見るテレビドラマ⑰「西村京太郎トラベルミステリー32」

こんにちわ。今回は前回に引き続き「西村京太郎トラベルミステリー32、伊豆誘拐行」(1998)をお届けいたします。

テレビドラマにおいて誘拐物に車は付きもの。今回も多数の車両が登場します。

以下ネタバレ注意

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