劇用車から見るテレビドラマ⑤「西村京太郎トラベルミステリー19」
こんばんわ。
先日、久々にブログを開いたら、書いたはずの投稿が消えており、数時間分の努力が無駄になったと放心状態になりました・・・。
という感じで書き足したのが前回のものになります。
今回はそんな前回の次作「L特急踊り子殺人事件」。車の登場シーンは今回少なめです。
あらすじ
1990年12/15,11:40、東京発、下田・修善寺行L特急踊り子7号の車内に急病人がいると東京駅の中央指令室に電話がかかってくる。どちらの踊り子かわからない指令室は、両方の踊り子を止めて車内を捜索する。すると、下田行の車内で久木クレジット社長、久木庸三の刺殺体が発見される。被害者が東京の人間だった為、捜査に乗り出す十津川班。
調べによると社長の甥で、その会社の副社長が、婚約者を連れ同じ日の踊り子7号に乗っていたという。しかし、彼は修善寺行に乗っていたため、下田行に乗った社長を殺すことはできないと証言する。亀井刑事は動機が最も強い人物として、副社長に疑いの目を向けるが・・・。
もはや死語となった「L特急」というワードと、この十津川シリーズとは切っても切れない特急「踊り子」を巡る物語。
冒頭、伊東駅で発見された遺体の検分の為向かう静岡県警のパトカー。
遠くて特定が厳しいですが前の白パトは日産C210スカイラインHT?しかしグリルがどことなくセド/グロ系のような気も・・・。
後ろの奴はもっと潰れてて見にくいですがこちらもスカイラインか?
修善寺の街並みをクラウンタクシーが駆けていきます。
静岡県警のパトカーからもう一台。
マークも見えずテールだけで果たしてわかるもんなんでしょうか
亀井・西本両刑事とキーパーソンである旅館の女将が乗った修善寺~下田のバス
バスは専門外ですが、調べるといすゞCJM500が一番近いかと。
神奈川中央交通からの移籍車で、元のデザインを活かして東海バス仕様に改められています。
東京での捜査車両はこの2台のみ。
白パトはこの頃の主力トヨタX80マークⅡ。劇用車としては恐らく初登場です(パトカー仕様は)
覆面は3話連続の登場となるローレル。このシーン以外にも頭だけ出ているシーンがあります。
アリバイ工作の為疾走させられるクラウンタクシー
終盤にちらっと登場したのは86年式トヨタ71系チェイサー アバンテ
フロントグリルのマークとフォグランプ一体型のヘッドライトが目印です。
アバンテはスペイン語で「前へ」という意味だそうです。
ナンバーからしてレンタカーでしょうか。
今回はここまでです。ご指摘ありましたらコメントまで。